公益財団法人
徳島新聞社会文化事業団

徳島県内の高校生の運動・文化クラブ活動を助成する事業。これまで実施してきた「佐野健次スポーツ助成金」と「岡花伸一郎・久美子奨学金」の趣旨を盛り込み、2017年から始めました。県高校体育連盟と県高校文化連盟が審査し、運動•文化各5クラブに、それぞれ20万円を贈っています。

中学校の芸術系クラブや中学生個人を県内で開催される芸術イベントに招待し、感性を磨いてもらうことを目的に、 2022年に始めた新事業です。 「音楽•舞台公演」「美術展 展覧会」「伝統芸能」など年度ごとのクラブ単位や個人で申し込んでもらい、中学生のほかクラブ顧問や保護者に チケットを贈ります。

産業分野で優れた業績を収め、地城の活性化等に貢献している創業5年以内の県内中小企業 ・小規模事業者を支援する事業。徳島市内の弁護土・中田祐児さんの寄付金を原資に2017年から始めました。毎年、20社を超える応募があり、元気な若い企業１社に支援金100万円を贈っています。

県内外の大学に進学する学業、人物ともに優秀な学生十数名（キョーエイ奨学生3名含む）に奨学金を贈る事業。奨学生には毎月、県内35,000円、県外65,000円を支給しており、返済の必要はありません。これまでに500名が大学を卒業しており、医師や弁護土、国家公務員や教師などとして社会の第一線で活躍しています。

母子家庭を対象に大学や専門学校に進学する、人物面で優れた学生2~8名に奨学金を贈る事業。徳島市内で医院を営む坂東正章医師からの寄付金100万円を原資に2019年からスタートしました。奨学生には支度金として50万円を贈ります。

感性豊かな障がい者アーティストの発表の場を設け芸術活動を支援する事業。 毎年、共催団体である「ねっとわ～くAs」のメンバーとともに4月から準備を進め、文化の森総合公園内の県立近代美術館ギャラリーと21世紀館多目的活動室にて10月上旬に開催しています。約300人から出品があり、期間中、延べ3,000人を超える人出でにぎわいます。

徳島駅前のアミコ東館で開催する「歳末チャリティー美術展」は、半世紀続く歳末の恒例行事として県民に広く知られています。
毎年、約200名の芸術家や著名人らが絵画や彫刻、美術工芸、 手工芸、サイン色紙など約500点を出品し、見ごたえのある即売展になっています。このチャリティー展の収益金はすべて徳島新聞社会文化助成金に充て、障がい者団体や福祉団体、ボランティア団体、文化団体などに贈っています。

社会や地域のための取り組みを横極的に展開する団体を支援しています。徳島県内で地域活性化に貢献している団体、福祉や文化の向上に努めている団体、よりよい社会へ向け新しい取り組みを始める団体などに30万円を上限に助成します。

障がいの有無にかかわらす、 ニュースポーツを通じて、幅広い世代が交流できる事業。2022年度 に事業団50周 年記念事業として「ターゲットボッチャ」「カローリング」「eスポーツ」「HANDO」の4種目を実施。
23年からは継続事業として毎年夏ごろに開催します。